10月 16, 2012
うちの新人女性プログラマは、
しっかりとした言葉づかいもできるし、
礼儀も正しく、
とくに、チャラチャラしている風ではなく、
どちらかというと、生真面目で純粋なタイプだ。
だから、巷で使われている一般的な言葉なんて言うのは、
普段から本人が使っていて当然のように見えてしまうのだが、
意外とびっくりすることを知らないことが多い。
配送指定などで、
「えっと、中一日いただきます」
といわれることがあると思うが、彼女はそれを知らなかった。
一体、いつ届くっていうんだ?
「なかいちにち・・・」
なんともややこしく、とてつもない時間がかかりそうなフレーズ。
「なか」っていつなんだっ!?
という経緯を、先輩社員に話した彼女は、
同情や同意を得たかったのだろう。
しかし、彼女にとって、ありえない返しが待っていたのだ。
先輩:「おまえ、中一日って意味、知らなかったのかよぉ~!(失笑)」
そんなバカな・・・。
わたしが少数派だとでもいうの!?ありえないわっ!
そんな思いでたまらなくなった彼女は、
社内が騒然とし、一瞬にして修羅場となる一言を、言い放ってしまう。
さあ、魔女狩りの始まりだ。
社内で知らないヤツ探しが始まってしまった。
殺伐とする社内。
飛び交う罵声。
泣きじゃくる女子社員・・・。
結果として・・・
約1名、知らなかったヤツがいることが判明したのだが、
彼にとってはいい迷惑というより何物でもない。
しかし、これでまた貴重なレジェンドを生む逸材を
発掘することができた(ニンマリ)
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